上海で5日に開幕する第2回中国国際輸入博覧会には、物流、小売業、コンサルティング、アウトソーシング、文化・教育、デザイン、旅行サービスといったサービス貿易会社も海外から多数出展します。

その中に、昨年も出展した世界四大会計事務所の一つであるデロイト・トウシュ・トーマツがあります。その責任者によりますと、「昨年の博覧会でスマートシティのアイディアを打ち出したところ、博覧会終了後に徐々にその効果が現れ、商品化することができた。これにより、多くの海外企業が中国との貿易ルートを効率化させ、より便利にできた。こうした去年の成果を受けて、今回は展示スペースを2倍に増やし、40を超えるデジタル資産ソリューションを打ち出している」と説明しました。

デロイトと同様、昨年に続いて出展する技術・安全・証明サービスに関する世界第7位の認証機関であるドイツのテュフ・ラインランドの責任者は「この輸入博は、ただ製品を売るためのプラットフォームではない。経済成長や人々の生活向上にもつながり、世界の優れた製品と『中国製造』とを結びつける上でも意義のある場となっている」と述べました。（閣、謙）