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第2回中国国際輸入博覧会

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<輸入博>仏産牛肉、出展をきっかけに輸出安定成長へ

2019年 11月 3日14:21 提供:中国国際放送局

フランス産牛肉は第1回中国国際輸入博覧会の出展をきっかけに、中国向け輸出はこれまでのところ、安定的に伸びていることが分かりました。

2001年、欧州で報告された狂牛病(牛海綿状脳症)の中国への蔓延を防ぐため、中国はフランス、イギリスなどEU加盟国産の牛肉や内臓などの製品に対し、輸入禁止令を出しました。

フランス産牛肉は昨年11月の第1回輸入博では、17年ぶりに中国市場に戻り、消費者からの好評を受けたのに続いて、2019年1月に正式に中国市場に投入され、「天猫(Tmall)」、「春播((chunbo)」などの電子商取引(EC)モールや、「カルフール」、「メトロ」などの大規模小売業者と相次いで販売契約を結びました。中国商務部が発表した国別貿易報告によりますと、2019年1月から6月までに中国がフランスから輸入した肉類や内臓などは前年同期比40.4%伸び、中でも、輸入牛肉による貢献がかなりのシェアを占めているということです。

これについて、フランスの牛肉・羊肉・馬肉の生産および流通団体である全国家畜・食肉事業者組合(INTERBEV)のドミニック会長は「中国への牛肉輸出が安定的に伸びている。我々の目標は、中国のクライアントと消費者の期待に応えることである。輸入の伸びは、我々の肉製品が、消費者の期待に応えられる優良製品として受け入れられたことを表している」と述べました。さらに「第1回輸入博で消費者の情熱に接した。2019年、中国市場でのフランス産牛肉の業績からも、第2回輸入博でもっと多くの人から注目されることを信じている」と話しました。(Mou、Yan)