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<輸入博>イタリア中小企業、2回目の開催に期待感

2019年 10月 30日16:56 提供:中国国際放送局

第2回中国国際輸入博覧会が11月に上海で行われますが、「中小企業の王国」で知られるイタリアが、今回は主賓国として参加します。このほど、出展予定のイタリアの中小企業家はメディアに対して、「中国市場の将来性を見込んでいる。輸入博というプラットフォームを活かして、中国市場を積極的に切り開いていきたい」と表明しました。

今回の輸入博覧会には、イタリアから170社余りの企業が出展し、展示面積も第1回を上回って6500平米に上ります。この中には大手のみならず、優良な中小企業も数多く含まれており、自動車製造業や機械設備、食品・農産品、アパレル・ファッションなどイタリアの優位産業を網羅しています。

イタリアの高級化粧品メーカーであるラボインターナショナルS.R.L.の代表であるヴェレナ・ブラットさんは、「昨年11月に行われた輸入博は、わが社の商品をPRする良いチャンスを提供した。お蔭で、オンラインとオフラインなど多くのルートでの代理販売で成約した。昨年の成果を踏まえ、今年も輸入博に出展し、中国市場での地位を固め、販売ルートを拡大して、新しい化粧品シリーズの発表を目指す」と述べました。

また、オリーブオイルの名産地であるプリアからのオリーブオイル業主のボラチノさんは、「プリアは『質ある生活』で展示ブースを設けた。輸入業者や卸商が私たちの製品に目をむけ、質や包装、デザインなどを気に入ってもらいたい。また、プリアブランドの中国市場での成長に力添えをしてくれるパートナーも見つかりたい」と述べました。(藍、Yan)