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鉄鋼の過剰生産能力フォーラムが東京で開催

2019年 10月 27日15:05 提供:中国国際放送局

「鉄鋼の過剰生産能力問題に関するグローバル・フォーラム」の第3回閣僚会合が26日に東京で開催されました。商務部の李成鋼部長代理が出席しました。

中国側はこの会合で、鉄鋼の生産能力について、「2016年から1億5000万トン以上を削減した。そのために鉄鋼業界の労働者を28万人減らしている。この数は、欧米や日本の鉄鋼従業員の総数を上回っている。現在、粗鋼の生産量に対する利用率は80%以上という適正範囲に戻っている」と説明しました。

さらに、「中国の鉄鋼生産は主に国内市場のニーズを満たしている。中国の生産能力と生産量は全世界の半分を占めているが、その消費量も全世界の半分近くを占めている。現在の生産量の93%が国内市場に出回り、輸出されているのは全体のわずか7%であるため、国際市場の脅威にはなっていない」としました。

なお、フォーラムの延長についての合意はなされなかったため、今年度が最後の会合となりました。(閣、謙)