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第1~3 四半期の銀行ローン、13.9兆元に

2019年 10月 22日15:11 提供:中国国際放送局

今年の第1四半期から第3 四半期にかけて、中国の実体経済に投入された人民元ローンの総額は13兆9000億元に達しており、より多くの金融資源が先進製造業、ハイテク産業、グリーン産業に投入されて、産業のモデルチェンジのグレードアップを助けています。

国務院新聞弁公室で21日に開催された記者会見の中で、中国銀行保険監督管理委員会の黄洪副主席は「今年の第1四半期から第3 四半期までの、銀行で新たに増えた債券投資の総額は4兆7000億元に上った。新たに増えた保険資金の債券投資は5000億元で、銀行保険機構投資の地方政府専項債券が総額の80%を占めており、地方政府専項債券の発行を有力的にサポートしてきた」と紹介しました。

また、「製造業とインフラの分野は、引き続き、銀行ローン残高の重要な構成部分となっており、個人消費信用ローンと、科学技術サービス業および情報技術サービス業のローンの増加は明らかに、各ローンの平均増加スピードよりも速い。グリーン金融発展は積極的な進展を収めてきた。そのうち、国内にある21の主要銀行の上半期のグリーンローン残高は10兆6000億元で、総額の9.6%を占めている」と述べました。

なお、データによりますと、弱い分野の金融サービスの改善が継続しており、2019年8月末までに、全国の中小企業のローン残高は10兆9400億元となり、今年の初めよりも16.9%増加し、前年同期に比べると各ローンの増加スピードが明らかに高まっているとのことです。(雲、謙)