ようこそ、中国上海!
海上会客厅

Home >> 新着 >> 経済

4年連続参加のJPCERT理事、インターネットは「運命共同体」

2019年 10月 21日16:48 提供:中国国際放送局

浙江省の烏鎮(ウーチン)で20日から開かれている「世界インターネット大会」に4年連続して参加している、日本のインターネット関連非営利団体の関係者は20日、CRI記者の質問に対して、「インターネットの本質は互助精神で、誕生から運命共同体だ」という考えを示しました。

これは、第6回世界インターネット大会の開幕直後に取材した内容です。情報セキュリティ対策活動のコーディネーションを行うJPCERT(Japan Computer Emergency Response Team / Coordination Center)の理事である前村昌紀さんは、CRI記者のインタビューに対して、「プロの視点から見れば、インターネットの本質は互助精神である。このことが、『開放や協力によって、インターネットの発展を目指す』という習近平主席の寄せたメッセージの中にも含まれているものである。または、今年の大会のテーマにもしっかりと盛り込まれている」と感想を述べた上で、「そこに関しては、我々がとても好感をしていて、まさにその通りだと思う」と共感を示しました。

「サーバー空間運命共同体」の共同構築という今大会のテーマについて、前村さんは、「インターネット以前のネットワークでは、競争者しかいなかったため、競争相手とは情報交換をしなかった。インターネットの時代に入ってからは、つながった相手のところにアクセスして、そこと通信することで初めてサービスが成り立つので、インターネットは最初から運命共同体である」ということを強調しました。

第6回世界インターネット大会が20日から22日まで浙江省烏鎮で開かれ、今年の大会には国内外から1500人以上の代表の出席を引き付けています。(取材記者:劉非写真:張強)