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【CRI時評】「中国方案」がサイバー空間運命共同体構築をアシストする

2019年 10月 21日11:27 提供:中国国際放送局

第6回世界インターネット大会が20日、中国浙江省烏鎮で開幕した。今年はインターネット誕生50周年に当たり、中国が全面的にインターネットに接続してから25周年にもあたる。第5世代移動通信技術(5G)に代表される新ラウンドの科学技術革命と産業変革が進み、インターネット産業は広大な発展空間に直面している。2018年の中国のモバイル決済規模は277兆4000億元と世界一であり、デジタル経済規模は30兆元を超え、GDPの3分の1を占めている。

一方、どんな技術も「両刃の剣」だ。インターネットは情報の利便性、発展と繁栄をもたらす一方で、リスクと課題も生み出している。近年、ハッカーによる攻撃や個人情報流出、ネットワークモニタリング、サーバーテロなどの事件が多発している。一部の国は、サイバー覇権を押し広め、他国のインターネット技術・産業に圧力をかけ、国際社会の懸念を深刻化させている。

ネットの安全なくして国家の安全はない。中国はサイバー攻撃の被害国であり、サイバーセキュリティーの擁護者でもある。今回の世界インターネット大会を前に、組織委員会が公布した「サイバー空間運命共同体の共同構築」コンセプト文書は、中国の見解と主張を詳細に説明するものであり、国際社会に対し、サイバー空間を人類全体に利益をもたらす発展共同体、安全共同体、責任共同体、利益共同体にすることを提唱している。

将来を見据えて、各国は、互いの核心的利益を尊重するという前提で、より多くのコンセンサスを集め、共通の課題に対処し、インターネット技術を、各国の人々により良い利益をもたらし、人類社会の長期的発展に奉仕するものにしなければならない。(CRI論説員)