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【CRI時評】中国にはマクロ経済の目標を確保する能力がある

2019年 10月 19日16:23 提供:中国国際放送局

19日に開幕した2019世界VR(バーチャル・リアリティー)産業大会で、中国の劉鶴国務院副総理は演説を行い、中国経済の目下の情勢を深く分析し、中米経済貿易協議の進展について正面から回答し、三つの積極的なシグナルを示した。三つのシグナルとは、中国経済が長期的によい方向に進んでいる基本面に変化はないこと、中米経済貿易協議では多くの領域で実質的な進展を得、段階的な合意を締結するための重要な基礎を固めたこと、中国は、マクロ経済の既定の目標を確保することに完全な自信と能力を持っているということだ。

注目すべきは、中国は開放を一貫して堅持しつつ、イノベーションを進めていることだ。中国の習近平国家主席は、中国は人工知能の分野で各国と「共に発展を推進し、共に安全を守り、共に成果を享受する」ことを望み、5G技術を含む最新の研究成果を各国と分かち合うことを望むと述べている。中国はこのたび、外部環境がいかに変化しようと、中国は開放された環境のもとで仮想現実産業の発展を推し進めることを堅持し、各国が中国に投資することとさまざまな形式での協力推進を歓迎すると固く約束した。このことが、世界が巨大規模の中国市場及び発展のチャンスを享受する一助になることは間違いない。

中国経済について外界が注目する別の問題として、経済貿易摩擦がある。1年あまりの話し合いと対立を経て、中米経済貿易協議は多くの領域で実質的な進展を得た。このことで、双方は段階的な合意を締結するための重要な基礎を固めた。さらにこれは、中米双方が消費者と生産者の利益を優先して考え、最も実際的な方法で問題を解決する道を見出したことを意味する。貿易戦争の停止は中国に利をもたらし、米国に利をもたらし、世界全体にも利をもたらす。これは中米双方の最新の共通認識であり、生産者も消費者も共に待ち望むことだ。中国には活力に満ちたミクロ面の基盤があり、強靭かつ巨大な転換の余地があり、充足したマクロ政策の手段がある。中国は各種の試練に対応し、マクロ経済の既定目標を確保し、経済の質の高い発展を進めることについて、自信と能力を完全に備えている。(CRI論説員)