10月10日、中国商務部とインド商工省はインドの首都・デリーで、中印貿易プロジェクト調印式とビジネス・マッチングを共催しました。双方の関連当局、産業協会、企業代表ら150人余りが参加しました。

調印式に立ち会った中国商務部外貿司の劉長于二級巡視員は、「今回の訪問団はインドで多くの発注をした。これらの注文は、中国の製造業に市場を増やし、インドの製造業にも発展のエネルギーを提供するだろう。また、中国の人々に健康をもたらし、インドの人々にも恵みをもたらすだろう。さらに、両国企業に利益をもたらすだけでなく、両国の人々にも福祉をもたら」と強調しました。

これに対して、インド商工連合会執行委員会のサニー氏は「中国はインドにとって、パワフルな経済貿易協力パートナーである。インドにとって、中国はチャンスであり、チャレンジではない。これはインドの業界筋の共通認識である」と述べました。

関係筋によりますと、今回、両国企業は128件の貿易協定に調印し、制約金額は30億ドル超となっています。対象品目には鉱産物、化学品、農産品、医薬品などインドが優位性を持つ産業が含まれています。調印式の後、中国企業は90社余りのインド企業と引き続きビジネス・マッチングを行い、両国企業からは貿易協力の更なる強化に大きな熱意と自信が示されていました。（朱、Yan）