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長江デルタ初の越境EC「中欧班列」、9日に開通

2019年 10月 10日14:05 提供:中国国際放送局

中国と欧州を結ぶ初の国際電子商取引(越境EC)対応「中欧班列」(国際定期貨物列車)が9日に開通しました。「eWTP菜鳥号」と命名されたこの列車は、中国浙江省の義烏を始発に、ベルギーのリエージュまで直通列車で結び、週2回運行しています。

同列車はアリババグループの物流プラットフォーム「菜鳥網絡(Cainiao Network)」を通じて、リエージュのeコマースハブ拠点「eHub」、欧州のトラックネットワーク、セルフ型引取り宅配ネットワークとコンタクトを取ります。越境小包はリエージュからドイツ、フランス、オランダ、ポーランド、スペイン、イタリアとチェコなどの欧州諸国に速やかに仕分けていくことが可能です。

義烏は2014年11月18日から、「一帯一路」イニシアティブとの融合に向け取り組みを始め、義烏を始発にした中央アジア行き、欧州行きの定期貨物列車を開通し、運行してきました。これまでのところ、往復で約900回運行し、輸送されたコンテナの数は7万個以上に上っています。(閣、Yan)