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鉄道専用路線重点プロジェクト、2年で127件整備へ=発改委

2019年 10月 5日15:54 提供:中国国際放送局

国家発展改革委員会(以下「発改委」)がこのほど、「2020年までに、鉄道専用路線重点プロジェクト127件を整備し、総延長が1586キロに達する」と発表しました。

鉄道専用路線とは、鉄道輸送の「最後の1キロ」という問題を解決するための重要な施設で、短距離のフィーダー輸送(主要港から大型船が寄港できない地方港への小型船による2次輸送や、内陸部へのトレーラーによる2次輸送などをいう)を削減し、総合的交通の効率を生かし、経済と社会的効率と利益を改善する上で重要な役割が期待されています。

発改委を始めとした複数の政府省庁が共同で発表した公文書「鉄道専用路線建設の促進に関する指導的意見」によりますと、2020年までに一部の鉄道専用路線が着工され、沿岸部の主要港湾、大ロット貨物の年間輸送量が150万トン以上の大型工業・鉱業企業、新規物流パークへの鉄道専用路線の乗り入れ割合をいずれも80%にし、長江主航路にある主要港湾のほぼすべてに鉄道専用路線を敷設することを目指します。なお、2025年までに当該割合を85%にまで引き上げ、長江主航路にある主要港湾のすべてに鉄道専用路線の整備を実現するということです。(任春生、Yan)