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中米企業家対話会が開催、経済貿易交渉の進展に期待

2019年 9月 11日12:59 提供:中国国際放送局

中国国際経済交流センターが主催する中米企業家対話会が10日、北京で開催されました。双方の代表は、中米経済貿易摩擦が両国および世界経済全体にマイナスの影響を与えたと表明し、経済貿易交渉が進展を遂げて早期に合意に達することへの期待を語りました。

中国国際経済交流センターの曽培炎理事長は開幕式での挨拶で、「中米の経済・貿易関係はスピルオーバー効果を持っている。そのため、貿易摩擦の拡大は両国の経済だけでなく、世界経済にも大きな不確定性をもたらした」と語りました。また、曽理事長は「貿易戦争が、両者が損をする局面を迎えて終わることは間違いない」と強調し、「国ごとの発展段階と経済制度は違うため、経済と貿易に関する意見の相違や摩擦があるのは正常なことだ。これを解決する方法は対話以外にない」と表明しました。

米国商工会議所の副会長兼国際問題責任者であるマイロン・ブリリアント氏は挨拶で、「貿易戦争に勝ち負けはない。経済貿易摩擦により、グローバルサプライチェーンが影響を受け、商業への信頼性も損なわれた」と語り、両国の経済貿易交渉が積極的な進展を遂げて、できるだけ早く実を結んでほしいとの期待を述べました。(李、謙)