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【CRI時評】中国の外資を引き寄せる「磁力」は強靭

2019年 9月 10日21:03 提供:中国国際放送局

2019アモイ国際投資貿易商談会(厦洽会)は現在正に開催中だが、締結された外資利用金額は9月8日の「一帯一路」農産物・農業用品取引会だけでも295億ドルに上った。同時に、国連貿易開発会議(UNCTAD)が厦洽会の期間中に正式に発表した「世界投資レポート2019(中国語版)」は、2018年の全世界の対外直接投資(FDI)が3年連続で減少している中で、中国が引き寄せた外資の総額は逆に増加したことを示している。

レポートは、2018年、全世界の対外直接投資(FDI)は2017年より13%減少したが、中国が引き寄せた外資は再び過去最高を記録し、流入額は4%増えて1390億ドルに達し、全世界の対外投資総額に占める割合は10%を超えて、引き続き世界第二の外資流入国となっていると述べている。レポートは、今年の中国の外資流入が引き続きいっそう高い開発品質とより良い開発レベルを保つと予測している。明るいデータと予測は、全世界の投資を引き寄せる中国の強力な「磁力」を示している。この「磁力」は中国の巨大な市場、十分に備わった産業チェーン、豊富な人的資源、強大なインフラと物流ネットワークから来るものだ。中国は14億近い人口を擁し、そのうちの4億人以上が中間層で、潜在市場の巨大さと絶えずレベルアップする消費ニーズが「世界の市場」たる中国の吸引力を日増しに増加させている。

中国が全世界の投資家を引き寄せる「磁力」は、中国が外部環境の不確実な状況の下でも一貫して対外開放を堅持するという決意と外資のために良好なビジネス環境を作り上げている行動力からも来ている。「世界投資レポート2019(中国語版)」は、2018年に55の国々が112項目の投資政策措置を打ち出したが、外資に制限を加え、あるいは規制する措置がその内の34%を占め、2003年以降で最も高い数字となっていることを指摘している。(CRI論説員)