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【CRI時評】中国企業は波風の中を堅実に前進する

2019年 9月 4日17:41 提供:中国国際放送局

最近になり、2019年版の中国企業トップ500社のリストが発表された。同リストは連続18年発表されており、中国企業の総合実力を全面的に研究し評価する上で、権威ある参考となっている。

2019年版のリストを見れば、中国企業を示す一大キーワードが「成長」であることが分かる。中国企業トップ500社の累計営業収入は前年比11.14%増で80兆元に近づき、資産総額は同9%以上増加して300兆元に近づいた。研究開発への資金投入は引き続き加速し、同21.71%増の9765億4800万元だった。500位入りするための最低ラインは17年連続で上昇した。営業収入で「1000億元クラブ」の仲間入りした企業は引き続き増加した。

それと同時に、先進的製造業と現代的サービス業を手掛ける企業数が増加しつづけ、風力・太陽エネルギー、半導体、集積回路などの現代的先進設備の製造分野ではいずれも、新たにリスト入りした企業があった。金融関連企業も8社増え、現代的金融企業の実体経済を支える力がさらに強まったことが示された。

さらに、今回のトップ500社リスト入りした企業が国際標準づくりに参画した件数は2年連続で増加し、前年比350件増の1905件に達した。7月に発表された世界企業のランキングであるフォーチュン・グローバル500では、中国企業の数が初めて米国企業を超えた。

企業とは、一国の経済の「名刺」だ。中国企業の旺盛な発展は、中国経済の堅実さと力強さの証明でもある。今年1-7月には、中国からの対外投資が前年同期比で7.3%増加した。一方で、第2回中国国際輸入博覧会への出展を登録した米国企業は、現在までに企業数で昨年の第1回を上回ったばかりか、出展面積も35%増加した。このことは、外国企業が実際の行動をもって中国経済に「信頼票」を投じていることを意味する。(CRI論説員)