全国の非国有経済に携わる者の表彰大会がこのほど、北京で行われました。非国有経済の投資家や新しい社会層の経営者100人が表彰されました。

民間の投資家たちは長年にわたり、改革やイノベーションに積極的に取り組み、国家の発展に大きく貢献してきました。彼らは中国の特色ある社会主義事業の優れた建設者とされています。

比亜迪（BYD）は、1995年に広東省深セン市で立ち上げられた民間企業です。「技術こそが王道、イノベーションこそが根源」という経営理念を持って成長してきました。同社は充電池に始まり、現在は自動車、モノレール、電気、新エネルギーという四つの分野で国際的に活躍しています。新エネルギー自動車の販売台数は4年連続で世界トップとなり、50の国・地域の200都市以上に販路を拡大しています。今や世界的に知られる中国ブランドとなっています。

浙江省湖州市に本社を置く天能グループは、電池産業の環境にやさしいエネルギー産業への転換に成功しています。民間企業である同社は、電池の「製造・回収・鉛のリサイクル・再び製造」という循環型産業チェーンを作り上げ、業界の持続可能な成長と中国経済のハイクオリティ発展に大きく貢献しています。これについて、同社の張天任理事長は「中国経済の発展には民間企業の存在が欠かせない。同時に、民間企業の発展にも、国内の巨大な市場と国家によるサポートが欠かせないものである」と強調しました。（朱謙）