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「中国AI計算力発展評価報告」発表、北京が1位に

2019年 8月 29日11:30 提供:中国国際放送局

中国工程院主催、中国IT大手の浪潮集団(インスパーグループ)共催によるAICC2019中国AI人工知能計算大会が28日、北京で開催されました。大会は「2019-2020中国AI計算力発展評価報告」を発表し、最新の中国AI計算力のランキングで北京は杭州を抜いて1位になったことを明らかにしました。また、報告は中国AI発展の現状を評価するとともに中国AI産業の発展に参考意見を提供しました。

報告によりますと、今年のAI計算力トップ5の都市は順に北京、杭州、深圳、上海、広州となりました。去年と比べると、北京は杭州を抜いて第1位となり、広州がトップ5に入ったほか、蘇州、南京、西安は初めてトップ10入りしました。IDC(インターネットデータセンター)中国企業レベル研究部の周震副総裁の説明によりますと、「ランキングがトップの都市は、主にAI技術、応用、人材などイノベーション企業の集積と産業グループの牽引によるおかげである」と示しました。

また、応用シーンは絶えず発展を続け、AIは徐々に各分野で浸透しています。AI産業の発展は勢いが凄まじく、インターネット、政府、金融業などは市場の主導的な役割を果たすと共に、政府と金融業は2018年のAI計算力への投資は同期比で100%超となりました。高効率サーバーとストレージ技術の国家重点実験室の劉軍副主任は「2023年までに中国AIの基礎市場は80億ドルを越える見込みである」と述べました。(雲、星)