第8回中露財務相対話が22日、ロシアの首都モスクワで行われました。劉昆財政部長とロシアのシルアノフ第一副首相兼財務相が共に主宰したこの対話の中で、双方はマクロの経済情勢と政策、中央と地方の財政関係、両国の地方協力、金融協力の重点問題、減災のための国際融資協力などについて話し合い、多数の共通認識に達しました。

劉財政部長は「今年は中露国交樹立70周年に当たる。今回の対話は6月に習近平国家主席とプーチン大統領が達した共通認識の実施の追い風となり、新時代の両国関係の発展を後押しする」と述べました。

シルアノフ財務相は「両国関係は現在、これまでにないチャンスに恵まれている。双方の貿易額は去年、初めて1000億ドルを突破した。貿易規模の倍増目標を実現するためには、経済、財政、金融分野の協力が非常に重要である」と述べました。

対話終了後、双方は「第8回中露財務相対話共同声明」を発表しました。（玉華、謙）