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【CRI時評】ツイッターとフェイスブックは「面目」を必要としないのか

2019年 8月 21日20:56 提供:中国国際放送局

米国のSNSであるツイッターとフェイスブックはこのほど、自らのプラットフォームにある1000近くのアカウントを排除すると宣言し、それらのアカウントが「香港のデモについての『デマ情報』を広めて」おり、それらが「中国当局の支持を得ている」と表明した。しかし注意深いネットユーザーなら、ツイッターやフェイスブックがアカウントを排除した理由とはまさに、書き込みや画像を通して香港を乱す者が立法会に突入するなどの客観的な情報をシェアしたことだったと分かる。このように見境なく事態に「乱入」したということは、ツイッターやフェイスブックにとって「面目」は本当に必要ないということなのだろうか。

ツイッターやフェイスブックはその一方で、香港警察を侮辱し、香港の暴力過激分子の暴行を美化し、中国政府を中傷する大量の言論に対しては門戸を開き、堂々と横行させている。ひどい場合には香港の暴力過激分子に対して、自らのプラットフォームを通して一連の行動計画を組織することすら許している。この種の米国の政治関係者が言うところの「言論の自由」がダブルスタンダードのやり方を用いることは、国際世論を驚愕させてしまうだけでなく、さらに問題なのは悪意を内包していることだ。その目的とは、客観的な正義の声を封じ込め、香港を乱す者を後押しして元気づけ、香港をかく乱することだ。

「言論の自由」や「技術的中立性」を標榜するツイッターやフェイスブックが虚偽のベールをかなぐり捨てたのは、実際にはこれが初めてでない。ヒラリー・クリントン氏が米国務長官を担当していた時期、イランで政府転覆を目的とする街頭の騒乱が発生することを知る立場にあったツイッターはシステムの更新を24時間遅らせて、「イランの首都であるテヘランでの街頭抗議をする人々」にデモを実施するための「便宜」を与えた。意外にも、クリントン国務長官はこのやり方を「ネット時代における米国外交の基本モデル」と称賛した。

米国は言論の自由を標榜する国だ。しかし、ツイッターやフェイスブックによるこのたびの香港問題についての振る舞いは国際社会に向けて、いわゆる「言論の自由」や「民主、公平、公正」とは米国の政治関係者の手中にあるカードでしかなく、「ダブルスタンダード」の手口を用いて、白を黒と思いのままに逆転するために用いるものであることを改めて示した。(CRI論説員徐艶清)