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当分物価に全面大幅上昇の動きなし=国家発改委

2019年 8月 16日19:32 提供:中国国際放送局

国家発展と改革委員会の孟瑋報道官は16日、北京で行われた記者会見で、「今年に入って以来、中国の物価は安定しており、今後しばらくの間に物価が大幅上昇する条件は揃っていない」と語りました。

最新の統計によりますと、今年7月、消費者消費価格指数(CPI)は先月比0.4%増となり、去年同期比2.8%増となったということです。

これについて、孟報道官は、「現状の物価の値上がりは構造的なもので、主に食品価格にそれが現れている」と説明し、「今後しばらくの間に物価が大幅上昇する条件は揃っていない」としました。

先ごろ開かれた中国共産党中央政治局会議では、市場供給及び物価の安定を保障する方針が打ち出されました。これを受け、国家発展と改革委員会は、関係省庁とともに、補助金や資金融資、土地関連の政策を発表するなど一連の措置を取り、前向きな効果を上げています。

また、今後の施策について、孟報道官は、「今後は、雇用拡大や収入増加などの方式を通じて、市民の消費力増強をより一層促していきたい」との考えを示しました。(非、む)