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A株市場への「極限の圧力」の影響は弱まっている=証監会

2019年 8月 8日20:52 提供:中国国際放送局

中国証券監督管理委員会(証監会)の李超副主席は「米国の極限の圧力がA株市場に与える影響は弱まりつつある」との見方を示しています。

李副主席は「米国は対中貿易の係争を絶えずエスカレートさせ、中国に『為替操作国』というレッテルを貼り、ルールと常識を外れて、世界の金融市場の乱高下を引き起こしている。米のこうした無責任な行為は自他共に害している。最近のマーケットの動きを見ると、米国の極限の圧力がA株市場に与える影響が弱まり続けていることが分かる。最近の中国経済は引き続き世界をリードするレベルにあり、市場の価値評価が比較的低い上、株式市場のレバレッジ率が大幅に低下し、市場観測が比較的安定している。これらの点を見れば、中国の資本市場の強靭性は強くなりつつあり、外部からのインパクトに耐える力も高まってきていることが分かる」と話しました。

さらに、「中国の資本市場は成長期にある。これからハイテク・スタートアップ向け市場『科創板』(スター・マーケット)の実験畑としての役割をしっかりと生かして、市場化、法治化の方向を堅持し、要となる制度のイノベーションの加速をすることで、規範化された、透明性、開放性、活力と強靭性を併せ持つ資本市場の創出に努めていく必要がある」と示しています。(Yan、謙)