北京で3日、地域包括的経済連携協定（RCEP）の閣僚級会議が開かれました。開幕式で胡春華副総理が、「RCEP交渉は貴重なチャンスに恵まれており、合意への条件が整った。各国は年内に交渉を終了させるという自信を持って、成果を決めて交渉を進めるよう望む」と述べました。

2012年11月にスタートしたRCEPの交渉は現在、大詰めを迎えています。胡副総理は、すでに妥結への条件が整ったとし、年内の交渉終了に向けて、まず自信を固めること、次に市場参入の認可でさらに柔軟な姿勢を示すこと、そして交渉の際は同を求めて異を残すこと、また成果を決めてから交渉をリードすること、といった提案をしました。（Mou、森）