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中央政治局会議の経済活動指導方針を専門家が評価

2019年 7月 31日17:43 提供:中国国際放送局

中国共産党中央政治局は30日に会議を開き、下半期の経済活動に関する指導方針を打ち出しました。会議は「中国経済は今、新たなリスクにさらされ、下振れの圧力が大きくなっている。憂慮する意識を強め、主要な問題解決に力を入れて、危機をチャンスに転化することに取り組む必要がある」と強調しました。

これについて、中国国際経済交流中心学術委員会の王軍委員は、「この会議で印象的なのは、改革という手法による困難と問題への対応についての内容や、改革と開放の加速こそが自らの事をこなす上で最も重要だという内容、それと、過去に取られてきた過度な刺激策や通貨緩和策などを用いないという点だ。これは、今の情勢と環境の中で動揺してはいないことの表れであり、非常に大事なことだ」と見ています。

王委員はまた、「上半期の活動に関する各措置において、その角度と活動の内容はより細かく、確実になり、目標はより鮮明になっている。たとえば、農村市場において内需の潜在力の掘り起こしに力を入れることが初めて提出された。消費の重点は農村市場を活性化させることにあり、当面の農村部振興事業と結びつければ、多くの仕事が生まれる。このほか『改革の手法を消費拡大に生かす』と打ち出したが、この言い方もとても新鮮で、印象的だ」としています。(朱謙)