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米による対中相殺関税措置の是正を要求=商務部

2019年 7月 17日15:42 提供:中国国際放送局

商務部報道官は16日夜に談話を発表し、「米国側はただちに中国に対する補助金相殺関税措置を修正するように」と呼びかけました。

これは、スイスのジュネーブで現地時間16日に、世界貿易機関(WTO)が中国製品に対する米国の相殺関税措置(DS437)に関する中国からの訴えについて、「米国の11件の措置がWTOのルールに違反している」との判断を示したことを受けて発言されたものです。

同報道官は「専門家チームと上級委員会は米国の相殺関税措置がWTOのルールに違反すると判断し、米国側に是正を求めた。しかし、米国側はWTOのルールに違反するやり方を続けている。上級委員会の判断は、米国側がWTOのルールに違反し、貿易救済措置を乱用することで、国際貿易環境の公平性と公正性を強く損なっていることを再び証明した」と述べました。

また、「中国は一貫して多国間貿易のルールを尊重し、貿易救済措置の乱用に反対している。中国が上訴する目的は自身の合法的な権益を守り、多国間貿易体制の権威性とルールの厳粛性を維持することにある」と表明しました。(殷、謙)