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中国製の列車、キューバで運行開始

2019年 7月 15日7:40 提供:新華網日本語

キューバの首都ハバナの中央駅で13日、中国で製造された客車で編成された列車が汽笛と共に出発した。5月にキューバへ輸出された中国製の客車が正式に運行を開始した。

列車はハバナと第二の都市サンティアゴ・デ・クーバ間の800キロを走る。同国では夏の輸送繁忙期を迎えており、列車に備えられた空調や読書灯、回転式シートは多くの乗客を喜ばせた。記者が中国人だと分かると一部の乗客は「中国と中国の客車に感謝している」「今回の旅行が楽しみ」などと声をかけてきた。

キューバでは1837年にラテンアメリカで初めて鉄道が敷設され、8千キロを超える営業距離を持つが、一部の線路や列車で整備がされておらず、乗客の移動に影響が出ていた。

今回輸出された車両は中国機械輸出入(集団)がプロジェクトを請け負い、中車唐山機車車両が設計し製造した。一等車70両と二等車130両、食堂車と電源車各20両の合計240両が3年に分けて納品される。