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ヤク産業の高度化で牧畜民の収入増を後押し 四川省

2019年 7月 11日10:40 提供:新華網日本語

7日、四川省アバ・チベット族チャン族自治州紅原県の邛渓(きょうけい)鎮熱坤村の草原に放牧されたヤク。(アバ=新華社記者/周相吉)

中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州の奥地、平均標高約3500メートルの草原に位置する紅原県の地元牧畜民たちは長年、ヤクの飼育とミルク販売を主な収入源としており、収入増や豊かな暮らしへの道が限られていた。同県ではここ数年、企業と合作社(協同組合)、畜産家の提携を深める発展モデルを取り入れ、ヤク乳業を産業化することで、牧畜業を急速に発展させてきた。地元の乳業企業が牧畜民6千戸余りと契約を結び、500人以上を雇用するとともに、貧困世帯350戸以上が収入を増やし豊かさを手に入れられるよう後押ししている。