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日本ベンチャー企業のCEO「経済協力は中日関係の無限の可能性の支えに」

2019年 7月 4日10:04 提供:中国国際放送局

世界経済フォーラムが主催する2019年度の夏季ダボス会議が、7月1日から3日にかけて遼寧省大連市で開催されました。今回のテーマは「リーダーシップ4.0・グローバル化新時代の成功の道」で、会期中に「未来の中国金融業の創造」、「中国にスポットを・イノベーションの道」など、中国に関するテーマフォーラムや分科会が行われました。その中で、日本からの参加者は「経済協力は中日関係の発展が持つ無限の可能性を支えていくだろう」との見解を示しました。

新卒者のダイレクト・リクルーティングサービスを運営する株式会社i-plug(アイプラグ)の中野智哉社長は「人材マッチングについて、中国企業との連携を積極的に進めたい」としたうえで、「現在、大連市の大学と提携することで、学生の学習傾向を分析している。その事業もさらに発展させていきたい」と話しました。

不動産業を行う株式会社日本ユニストの今村互忠社長は「近年、日本にいる中国人が増えており、弊社を利用する中国人の顧客もかなり増えてきた。そのため、中国語版のホームページも開設した」との動向を語った上で、中日両国の経済発展は非常に緊密な関係にあるとの考えを述べました。

「働くママの応援」に着目し、保育関連事業を展開するSSMother(エスエスマザー)ホールディングスの上野公嗣社長は「今、中国の保育ニーズはとても高い。中国社会も注目を始めている保育分野での協力を深めていきたい」としました。

木製電子機器のデザイン開発を行うmui Lab(ムイラボ)のCEO大木和典さんは「テクノロジーが進んでいる中での今回の夏季ダボス会議で企業間の交流を深め、ヒントがもらえれば」と期待を示しました。(取材・写真:趙雲莎)