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上半期の新規貸付9兆元超に リスク対策資金は十分=銀保監会

2019年 7月 5日13:39 提供:中国国際放送局

中国銀行保険監督管理委員会が4日に発表したデータによりますと、今年上半期の新規貸出額は9兆元を超え、困難な課題とされていた民間企業と零細企業への融資難や、貸付利率の高さといった問題は効果的に解消されていることが分かりました。

同委員会の周亮副主席は「中国の銀行保険機構はこれら課題の解消に取り組み、良好な成果を収めた。5月末に零細企業を対象とする優遇貸付額は10兆元を超え、また、1月から5月までの零細企業を対象とする五大国有銀行の新規優遇貸付利率は昨年より0.65ポイント低下した」と紹介しました。

周亮副主席は「中国政府は信用リスクが生まれる土壌を一掃している。ここ2年間の不良債権処理額は累計4兆元を超え、銀行業の不良債権率は2%に抑えられている。商業銀行の自己資本比率といった主要な監督管理指数も良い水準を維持している。今、リスク対策のための資金は十分にある」としました。(HJ 謙)