李克強中国共産党中央政治局常務委員兼国務院総理は1日、中国共産党遼寧省委員会の陳求発書記および唐一軍省長と共に大連市を視察しました。

遼寧省による、沿海地域の開発をリードする役割について報告を受けた後、李総理は「改革開放は東北部の振興を推し進める要だ。市場の資源配置における決定的な役割発揮と政府のさらなる役割発揮を通じて、より良いビジネス環境作りに努めるべきだ。遼寧省は海岸線が長く、港に恵まれている。海への全面的開放という発展の方向性や、国内外の協力を深めていくことが求められている」と指摘しました。

また、「ほかの地方の経験を参考にしながら、各側の利益を総合的に考慮して、高品質な発展を遂げていくよう望む。政府の関連各部門は地方と企業の発展に便宜を図らなくてはならない」と強調しました。

さらに、「大企業はもちろん、中小企業や零細企業を含めた民間企業をサポートすると同時に、その融合発展を促すべきだ」と、述べました。（朱、謙）