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ソフトウェア産業が急成長 国際協力が活発化

2019年 7月 1日12:55 提供:中国国際放送局

このところ規模が拡大している中国のソフトウェア産業は、去年の売上高が前の年より14.2%伸びて6兆3000億元に達しました。また、今年1月から5月までは、前の年の同じ時期より14.7%伸びて2兆6300億元、利益は同じく10.5%増えています。これについて、工業・情報化部の情報化・ソフトウェアサービス事業局の謝少鋒局長は、中国の情報化が急成長している様子が表れていると述べています。

ソフトウェア産業はまた、構造の改善も進んでいます。情報技術サービスの分野に関する去年の売上高は前の年より17.6%増え、この伸び率はソフトウェア全体の平均を3.4ポイント上回りました。大手企業、中小企業共に発展するという理想的な状況となっています。

謝局長はさらに、業界内で国際協力も活発に行われているとし、「G20などの多国間の枠組みで国際協力が進んでおり、スマート製造、工業インターネットなどで政策の交流と協力が拡大しつつある。ソフトウェア産業全体の去年の輸出総額は554億5000万ドルで、売上高全体の6%であり、そのうちアウトソーシングサービスについては5.1%伸びている。また、今年1月から5月までの輸出総額は前の年より5.5%伸びて187億ドルに達した」と述べました。

また、海外のソフトウェア企業による中国での去年の売上高は、国家工業情報安全発展研究センターの見積もりではおよそ1946億ドルとのことです。

これからの発展について謝局長は、「応用の重視、市場の主導、価値による発展、構造の改善、開放と包摂性という原則を堅持し、発展を目指していく」と述べました。(Mou、森)