国家発展改革委員会と商務部は30日、「外商投資奨励産業目録（2019年版）」を発表しました。目録は外商投資分野を大幅に増やし、ハイエンド製造業やスマート製造、グリーン製造などの分野への投資を促すものです。

2019年版の奨励目録には、全国外商投資奨励産業目録と中西部地域外商投資優位性産業目録が含まれ、あわせて1108項目あります。増加と修正を加えた項目は主に電子情報、装備製造、現代医薬、新材料などのハイエンド製造業とビジネス、流通、技術サービスなどの生産性サービス業に集中しています。

一方、中西部地域外商投資優位性産業目録には、労働集約型、先進的な適用技術産業と関連施設の項目を追加して、中西部地域における外資系産業の移転引き受けのサポートを目的としています。

国家発展改革委員会の関係責任者は、「外商投資奨励産業目録（2019年版）」は外商投資に関する政策上の連続性と安定性を確保する上で、投資範囲をより拡大させ、現代農業、先進技術を駆使した製造、ハイテク、省エネ・環境保全、現代サービス業などの分野への投資を促進するものだと示しています。（ヒガシ、星）