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大連製造が「大国の重器」に助力もたらす

2019年 6月 28日20:58 提供:中国国際放送局

ここ数年、大連市政府は重工業産業に対してイノベーション駆動戦略を実施しています。企業の新たな経済成長源を育成し、「一帯一路」を中心とする国際化した経営戦略、産業チェーン延長戦略を行って企業の規模と利益を高めていき、20000トン橋形クレーン、7.63メートルのコークス炉機械、3.0電気起重設備、500メートル球面電波望遠鏡駆動システム、搭載式ロケット発射台などの重大工業製品を自主開発し、200余のプロジェクトは「中国第一」を作り上げました。

光洋科学技術グループは大連市重工業発展の中で最も代表的な会社として、航空、エネルギー、自動車、金属製鋳型など合わせて100あまりの工場に5軸デジタル制御工作機械約300台を提供し、一部の分野では輸入製品に取って代わりました。また、同社はすでにデジタルシステム、感知システム、工業ロボット、5軸デジタル制御工作機械などを網羅しており、整備された人材チェーン、技術チェーン、産業チェーンを構築しました。そのため、光洋科学技術グループの製品はグローバル世界において、高いコストパフォーマンスを持っていると見られています。

大連市工業局が発表したデータによりますと、2018年度、大連市の一定規模以上の工業総増加値は同時期に比べ、15.9%増加し、また、全国、遼寧省と比べると、それぞれ9.7%、6.1%増加しています。大連市政府は製造業強市を推進するため、「1+X」政策システム(1つの総政策のもとで、新たにプラスしていくこと)を深化させ、知能製造プロジェクト、イノベーション建設プロジェクト、ハイテク設備プロジェクト、グリーン製造プロジェクトなどの大型プロジェクト建設を実施しているということです。(取材:趙雲莎)