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大連港「中欧班列」の運行加速、21世紀海上シルクロード建設の最前線

2019年 6月 28日19:28 提供:中国国際放送局

中国・北方地域の対外開放重要都市として、大連市は優れた地理的立地に恵まれています。工業企業が整えられ、港湾施設などの交通資源が豊かな場所です。東北アジア国際航運物流センター、区域の金融センターと東北アジア地域の開放協力の窓口として、ここ数年、互連互通の国際物流大通路建設を積極的に推し進め、「一帯一路」21世紀海上シルクロード建設の最前線を行きます。

不凍港である大連港は深い海域(港の最大水深は33m)に囲まれている天然の良質な港です。中国南北を結ぶ水陸の交通運輸の中枢と国際貿易および国内の物資の交流に重要な役割を果たす港湾の1つで、160あまりの国や地域と300あまりの港と経済貿易の航運関係を構築しています。

また、大連港を出発する国境通過コンテナ列車は、2015年4月に運行が始まりました。現在は中欧班列、哈欧班列など20の運行ルートが開通し、ヨーロッパとアジアをつなぐ「遼満欧」(大連港-满洲里-欧州)、「遼蒙欧」(錦州港、丹東港-内モンゴル、モンゴル-ヨーロッパ)、「遼蒙欧」(錦州港、丹東港-内モンゴル、モンゴル-ヨーロッパ)、「遼新欧」(瀋陽、盤錦-新疆・阿拉山口―中央アジア鉄道)などの主要な国際ルートを確立しています。

大連港にある自動車専用ターミナル

なお、大連市は大連港の海上運輸の優位性のほか、航空についても210の国内外の航空運行ルートを持ち、48の国際ルートと13の国家地域30あまりの都市を結んでいます。陸路、海路、空路など総合的な交通メリットを持つ大連市は「一帯一路」21世紀海上シルクロード建設の最前線にいます。(取材:趙雲莎)