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G20大阪サミットあす開幕 「G20」って一体何?

2019年 6月 27日16:19 提供:東方網 編集者:王笑陽

 第14回G20サミットが6月28日、29日の2日間、日本の大阪で開催される。大阪国際見本市会場(インテックス大阪)を会場に、各国の首脳が世界経済や技術革新、持続可能な開発などをテーマに討議を行う。

大阪の町中に「大阪で、世界の未来をつくる」などのスローガンを書いた旗が掲げられた。

 G20サミットとは、20のメンバー国と地域や、招待国の首脳、国際機関などが参加して、経済分野を主要議題として毎年開催される国際会議である。

 メンバー国は、G7(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、ヨーロッパ連合(EU))のほか、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、韓国、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ(アルファベット順)となっている。

 1999年より、この20か国·地域は「財務大臣·中央銀行総裁会議」を開催しているが、世界金融危機のショックを受けて2008年から20か国·地域首脳会議も開催されている。近年取りあげられる議題としては、世界経済、貿易·投資、開発、気候·エネルギー、雇用、テロ対策、移民·難民問題等がある。

 議長は各国持ち回りで担当する。2016年第11回G20サミットは中国の杭州で開催された。今年は日本が議長国となり、第14回G20サミット首脳会議を大阪で開催することが決定された。

 開催地の大阪では今、厳重な警備のなか、参加する各国の首脳が次々と到着している。日本がこれまで経験したことのない大規模な国際会議であるため、会場とその周辺には全国から動員されたおよそ3万2000人の警察官が警備や警戒にあたっている。

大阪のランドマークである天守閣は27日と28日の2日間、臨時休館となる。

 サミットの開催は普通の市民や観光者にも影響を及ぼしている。大阪と各地を結ぶ高速バスの運休、発着場所の変更や、関西空港やJR駅、それにサミットの会場近くにある水族館まででも手荷物検査が行なわれたり、人気の観光スポットの天守閣が臨時休館となるなど、さまざまな影響が出ると日本のメディアは報道している。その一方で、日本のメディアによると、今回は大阪を世界にアピールする絶好のチャンスだと思われている。地元の飲食店では参加国の郷土料理やロゴ入りの菓子など、G20にちなんだメニューが相次いで提供されている。

(編集:W)