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中国社会科学フォーラム年次総会、北京で開催

2019年 6月 24日11:36 提供:中国国際放送局

「中国の発展、世界のチャンス」国際フォーラムが23日午前に北京で開幕(撮影:朱宛玲)

「中国の発展、世界のチャンス」をテーマとする中国社会科学フォーラム年次総会が23日、北京で行われました。各国の科学部門やシンクタンク、ハイレベルな科学研究機関の代表や学者らが出席し、中国の発展と経験が世界にもたらしてきたチャンスについて討議しました。

社会科学学院の高翔副院長は開幕式で挨拶し、「中国は、自国の国情に合わせ、実践を通して、先進国が数百年かけて歩んできた道のりを数十年で駆け抜けるという奇跡の発展を達成した。中国による世界経済の成長への貢献率は数年連続で約30%を占め、中国は世界の経済成長の重要な動力となっている」と指摘したうえで、「世界の多極化、経済のグローバル化、社会の情報化、文化の多様化が発展しつつあり、各国の連結や相互依存が深まっている。中国は開放を続け、さらに開放の規模を拡大していく」と述べました。

一方で、タイ国家学術調査委員会のソンシビライ事務局長は発言の中で、「『一帯一路』イニシアティブは、沿線諸国と地域に新たな雇用機会と発展の原動力を提供するだけでなく、世界により大きな市場、より充分な資本と貨物、より多くの協力のチャンスを提供している。タイや東南アジア諸国連合(ASEAN)にとって、中国の発展は直接的あるいは間接的にわれわれの経済、社会、輸出入、観光、教育、投資など各分野に影響を及ぼしている。中国の発展が私たちと肩を並べて前進することで、学び合いのチャンスがもたらされている」と述べました。

また、中国駐在コスタリカ大使館のロドリゲス大使は「中国では70年間で天地がひっくり返るような変化が起こり、世界から注目されている。コスタリカのような発展途上国にとって、自国の状況に合わせた発展政策を策定する中国の姿は勉強になる」と述べました。(藍、謙)