ようこそ、中国上海!
中国国際輸入博覧会

Home >> 新着 >> 経済

中露協力 エネルギーなどの分野で顕著な成果=商務部

2019年 6月 4日18:45 提供:中国国際放送局

中露国交関係樹立70周年という節目の年を迎えた今年、両国は経済貿易協力のテンポを速め、去年までに貿易額は1000億ドルを突破、記録を更新しています。そのうち、エネルギー分野における協力は着実な成長をみせ、双方の貿易額記録更新の重要な推進力となっており、商務部は、今年双方の経済貿易が規模や質とともにアップグレードを実現できるだろうとの予測を示しています。

「一帯一路」構想の提唱から5年、中露協力のテンポはますます加速を見せています。統計によりますと、2016年、ロシアが中国にとって一番大きな原油輸入国となっており、2018年現在、ロシアは三年連続で中国最大の原油供給国となっています。

中露の経済貿易関係がますます密接になる中、今後の双方の貿易成長にも大きなポテンシャルが見られるようになっています。商務部の統計によりますと、今年1月から4月までの4カ月における双方の貿易額は331億ドルを超え、人民元計算で11.5%増となり、全国の対外貿易額の増加幅より7.2ポイント高くなっているということです。

また、商務部ヨーロッパ・アジア局の羅偉東局長は、「2019年は、双方の経済貿易協力成果が引き続き期待できる一年だ」との考えを示し、さらに「今年1月から3月までの三か月間、両国の機械電気製品の貿易額は前年同期比5%増となり、ロシアから輸入した農産品も同様に12%増となっている。そのほか、両国は原油や天然ガス、原子力、宇宙航空、インフラ、デジタル経済、科学技術によるイノベーションなどの分野でより大きな成果を遂げるだろう」との考えを示しました。(非、む)