イギリス最大の携帯電話通信事業者EE（Everything Everywhere）は30日、第5世代移動通信システム（5G）のサービスを開始しました。

現在、5G通信サービスが利用できるのはロンドン、カーディフ、エディンバラ、ベルファスト、バーミンガム、マンチェスターの6都市で、イギリス政府は2027年までに第5世代移動通信網の構築を完了させることを目指しています。

なお、イギリスの大手携帯電話通信事業者であるEE、ボーダフォン、O2（オー・ツー）の3社は、いずれも中国・ファーウェイ（華為技術）社製の5G設備を採用しています。ファーウェイ社はEEによる5Gサービスの開始に歓迎の意を表し、「今後も、より速く、より安全なモバイルネットワークを提供できるよう努めていきたい」と示しました。（ジョウ、謙）