第11回中国中部投資貿易博覧会が18日、江西省の南昌市で開幕しました。今回の会議は「ハイレベルの開放 ハイクオリティな発展」をテーマにしており、54の国と地域から政府要人や学者、企業家ら約6000人が参加しています。代表らは、「中国の中部地域は日増しに中国経済発展の新たな成長エリアとなっている」との見解を示しました。

中部地域には山西、安徽、河南、湖北、湖南、江西の6省があります。データによりますと、去年、この地域の経済成長率は7.8％に達し、全国の平均レベルを1.2ポイント上回っています。また、去年の国内総生産（GDP）は全国の21.4％を占める19兆3000億元に達したということです。

商務部の鍾山部長は同日、博覧会の開幕式で、「中部地域の経済の実力は絶えず拡張し、対外開放のレベルも著しく向上している。中部地域の発展は国の経済と社会の発展、特に経済のハイクオリティな発展を促進するために貢献している。また、国際協力や外国企業の中国への投資にも大きなビジネスチャンスをもたらしている」と述べました。（玉華、星）