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貿易摩擦を一方的に煽り、協議を頓挫させる米国=商務部

2019年 5月 17日10:11 提供:中国国際放送局

商務部の高峰報道官は16日、北京での定例記者会見で、「今後の中米経済貿易協議について、米国がどのような計画でいるか、中国側は把握していない。米国は貿易摩擦の激化を一方的に煽ることで、貿易協議に深刻なショックをもたらしている」と述べました。

今月13日、米国は、約3000億ドル相当の中国からの輸入品に対して、新たに関税を上乗せする手続きを始めました。これに対して、高報道官は、「米国のパワー・ハラスメント的なやり方や、『最大限の圧力をかける』といったやり方は、多国間貿易のルールに背いており、中国はこれに断固として反対する。もし、米国が独断専行を続けるならば、中国は必要な対応をせざるを得ない」と示しました。

高報道官はまた、「第11回中米経済貿易ハイレベル協議で、双方は誠実かつ建設的な交流を行った。しかし残念なのは、米国が貿易摩擦の激化を煽り、両国の貿易協議に深刻なショックをもたらしていることだ」と指摘しました。

さらに、中米経済貿易摩擦のエスカレートの影響について高報道官は、「中国経済には、その影響がコントロールできる。中央が公布した『6つの安定』の措置は著しい成果を収め、現在、国内の消費財の価格は安定している。マクロ政策にはまだ十分なスペースがあり、政策のツールも多く、いかなる困難とチャレンジにも対応できるだけの自信と能力がある」と述べました。(玉華、謙)