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外交部、米の保護主義による影響は「完全に克服可能」

2019年 5月 15日22:51 提供:中国国際放送局

外交部の耿爽報道官は15日の記者会見で、「中国経済は安定成長を維持しており、好転する勢いを見せている。米国の保護貿易主義はある程度影響するが、完全に克服できる。我々にはいかなるリスクや衝撃にも耐える自信と能力がある」と述べました。

耿報道官はまた、今年1月から3月までの国内総生産(GDP)の前年比が予想を上回る6.4%に達したことに触れ、「内需が経済成長をけん引するエンジンになっている。去年は、経済成長率に対する中国消費の貢献率が76.2%に達した。世界通貨基金(IMF)の先ごろの見通しによると、今年の世界の経済成長率は3.3%に下方調整されたが、中国については0.1ポイント上乗せされて6.3%となっている。世界の主な国の中で、上方修正されたのは中国のみだった」と述べました。

また耿報道官は、貿易について、今年1月から4月までは前年同期より4.3%伸び、欧州連合(EU)や東南アジア諸国連合(ASEAN)への輸出が大幅に増えていると説明しました。そして、「世界各国が中国の成長分をシェアして互恵ウィンウィンを求める中、中国を相手にしたくない国が出れば、別の国がその穴を埋めることになるだろう。中国にはしっかりした産業体系や強さを増す技術革新力があり、また世界最大規模の中間所得層や、莫大な消費、投資市場を抱えている。我々は、中国経済の将来性に十分自信がある」と述べています。(Yan、森)