国家統計局の劉愛華報道官は15日、国務院報道弁公室の記者会見で、「4月の中国経済の動きは合理的な範囲内に保たれている。全体的な安定を確保する上で成長を遂げている」と明らかにしました。

説明によりますと、4月の中国のサービス業は急成長し、現代サービス業の成長は良好だということです。工業生産は安定的で、新産業と新製品は比較的速く成長しています。4月のサービス業生産指数は前年同期比で7.4％高くなりました。情報発信、ソフト・情報技術サービス業、賃貸・ビジネスサービス業の成長率は全国サービス業生産指数よりそれぞれ17.6ポイントと0.7ポイント上回っています。同じ時期の一定規模（本業の年間売上高が500万元）以上の工業企業の付加価値は前年同期比5.4％増だったのに対し、ハイテク製造業の付加価値は前年より11.2％増え、一定規模以上の工業企業より5.8ポイント高くなっています。

このほか、中国市場の売り上げ状況は緩やかになり、投資は安定的な成長を続けています。ハイテク産業の投資は急成長し、輸出入は増え続けて貿易構造の合理化が進んでいるということです。（殷、星）