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WTO改革で4つの改革重点を提案

2019年 5月 15日10:22 提供:中国国際放送局

商務部は14日、「中国は世界貿易機関(WTO)に改革案を出し、改革の重点分野4つを提出した」と発表しました。商務部の責任者は談話を行い、「中国は各側とともに改革を推し進め、グローバル経済ガバナンスにおけるWTOのより大きな役割発揮を実現させる」と示しました。

ジュネーブ現地時間13日、中国はWTOに「WTOの改革に関する中国案」を提出しました。商務部世界貿易組織司の責任者は、「中国はWTOの存在を脅かすカギとなる問題の解決、WTOのグローバル経済ガバナンスにおける関連性の強化、WTOの効率向上、多国間貿易システムの包摂性の増強という4つの重点分野を強調して、具体的な意見を提出した」と説明しました。

さらに、「現在、世界経済の状況は変わり、一国主義や保護主義が台頭している。経済のグローバリゼーション、多国間貿易システムの権威性と効率性は難問に直面している。同時に、WTO自らの交渉の進捗が遅くなり、効率の向上や貿易政策の透明度強化が急務となっている。この背景において、中国はWTOが必要とする改革を支持しており、当面の危機を解決して時代発展の需要に応え、多国間貿易システムを維持し、開放型の世界経済の構築をサポートしていく」と示しました。(殷、星)