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南ア観光相「中国人観光客の増加歓迎」 ビザ免除などで誘致後押し

2019年 2月 6日15:07 提供:新華網日本語

3日、在南アフリカ中国大使館で開かれた「春節を祝う会」で記者の取材に応じる南アフリカのハネコム観光相。(プレトリア=新華社記者/陳誠)

南アフリカのハネコム観光相は3日、同国の中国大使館で開かれた「春節を祝う会」に出席し、ビザ手続きの簡素化やサービス向上により、さらに多くの中国人観光客を誘致したい考えを示した。

ハネコム氏は、同国を訪れる中国人観光客数を現在の年間10万人前後から今後大幅に増加させたいと表明。両国政府は昨年、中国人観光客の南ア誘致のためビザの手続きを簡素化する覚書に調印しており、南ア政府は現在、関連する細則規定の策定を急いでいる。

ハネコム氏によると、同国政府は、中国人観光客に10年有効の数次入国ビザと電子ビザを発給することと、発給手続きを5営業日に短縮することを検討している。また、中国人観光客が南ア観光をより楽しめるよう一部の現地ガイドとホテル従業員がすでに中国語の研修を始めている。同様の研修は今後数年で多くの旅行業従事者に広がるだろうとしている。

ハネコム氏は中国人観光客の関心が高い安全問題に話が及ぶと、政府もすでに問題を認識し、その解決に着手していることを明らかにした。同国では現在、犯罪と腐敗行為の取り締まりが強化されており、観光地が頻繁に訪れる場所は十分な安全が確保されているという。