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中国石油化学業界、2018年主力事業の営業収入は12兆元超

2019年 1月 31日17:07 提供:新華網日本語

中国石油化学工業聨合会はこのほど、2018年の中国石油化学工業の業界動向を発表した。一定規模(年商2千万元)以上企業の主力事業の営業収入は、前年比13・6%増の12兆4千億元(1元=約16円)に達し、業界は安定した発展を続けている。

中国石油化学業界では2018年、構造改革が進んだ。中でも、収入への寄与率が高かったのは、基礎化学品の35%、合成素材の30・9%、スペシャリティケミカル製造の18・6%だった。新興産業の増加値(付加価値)の伸びは比較的高かった。バイオ素材製造の増加値の伸び率は2018年、211・9%、バイオマス燃料製造は37・6%だった。

また、業界の成長効率も高まっている。生産1単位当たりに必要なエネルギー消費は減少を続けている一方、業界の収益力は向上している。中国石油化学業界2018年の営業収入1万元あたりのエネルギー消費量は標準炭換算で、2017年と比べ10%減少した。主力事業の営業利益率は6・77%で、2012年以降、最も高かった。

また供給側の構造改革は着実に進んでいる。石油化学業界の負債比率は2018年、54・56%で、2017年より1・4ポイント下がった。主力事業の営業収入100元あたりのコストは0・5元減少した。2019年について、同聨合会の傅向昇(ふ・こうしょう)副会長は、石油化学業界が質の高い発展を遂げるには、安定を最優先とし、安全な生産、イノベーション志向、環境に配慮した発展、品質と効率といった項目に重きを置き、さらに国際協力にも力を入れて取り組む必要があるとの認識を示した。

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