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中国の海外M&A、2018年は1千億ドル超

2019年 1月 28日16:37 提供:新華網日本語

世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤング(EY)がこのほど発表した報告書「2018年中国海外投資概観」によると、2018年に発表された中国の海外M&A(合併・買収)金額は1080億ドル(1ドル=約109円)で、2017年に比べて2・9%の小幅減となった。M&A件数は16・7%減の722件だった。中国証券報が伝えた。

報告書によると、中国の海外M&A金額の上位3分野は、電力・公共事業(313億8千万ドル、割合29・1%)、消費財(162億6千万ドル、15・1%)、テクノロジー・メディア・通信(TMT)(154億1千万ドル、14・3%)。M&A件数では、TMT(173件)と消費財(152件)、金融サービス(95件)が中国の投資家の人気を集め、全体の58%を占めた。TMTは5年連続で中国企業による海外M&A件数の首位をキープした。

欧州は依然、中国企業の海外M&A金額の最大を占めている。2018年の659億4千万ドルは前年比37・9%の大幅増となり、中国企業によるM&A全体の6割を占め、2017年より2割近く拡大した。だが、欧州連合(EU)では外国企業の投資に対する規制を強化する法案が最終審査段階に入っており、可決されれば、中国企業による欧州でのM&Aにも影響を与える見込みだ。

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