北京市は23日、経済の動向に関する記者会見を行い、去年1年間の総生産額は概算で3兆元を超え、6.5％前後という年間目標をクリアしたと述べました。

北京市統計局が公表したデータによりますと、去年の住民1人当たりの可処分所得は6万2361元で、伸び率は経済成長とほぼ同じ6.3％でした。また、消費者物価指数（CPI）は前の年を2.5％上回りました。さらに、1人あたりの消費支出は3万9843元で4万元に迫る値となり、伸び率は前の年より0.8ポイント高い6.5％でした。

消費の伸びについて、国家統計局北京調査チームのサブリーダーである方暁丹報道官は、「安定的に増加しており、またその中身も改善を続けている。特徴として、消費モデル、消費の質、消費の理念が向上している」と示しました。（RYU、森）