春節・旧正月が近づくにつれて、数多くのセールスキャンペーンが繰り広げられ、越境ECビジネスは盛んに行われています。近年、中国は越境ECにおいて世界最大かつ最も速く発展した市場となっています。中国の対外開放が進むのに伴って、関連部門の前向きな政策の実施とともに「電子商取引法」が発効し、越境ECは健全で急速に発展する時期に入りました。

越境ECの好調な発展ぶりは、アリババグループのインターネットショッピングイベント「ダブル11」でも現れ、その国際化が進みつつあります。商務部が発表したデータによりますと、2018年11月1日から11日までの間、越境ECの輸入商品販売額は300億元を超えました。

国内市場は大きな潜在力を持ち、インターネットの発展につれて国内の人々は次第にECを通した海外商品を購入する傾向にあります。市民の収入増加と消費理念の変化に伴い、中国市場の潜在力が更に掘り進められていくとみられています。

電子商ビジネス研究センターの統計によりますと、2018年上半期、中国の越境ECの規模は前年同期比19.4%増の1兆300億元に達し、2018年6月末現在、常に越境ECを通して海外の商品を買う人数は7500万人に上ったということです。（Mou、星）