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去年の輸出入貿易は安定=税関総署

2019年 1月 14日18:18 提供:中国国際放送局

税関総署の李魁文報道官は14日、北京で、「去年の対外貿易は全体として安定を保ち、輸出入総額も史上最高の30兆5100億元に達した。引き続き貨物貿易でトップの地位を保つことが見込まれるとともに、今年の対外貿易も安定と質の向上が可能だと思われる」と述べました。

李報道官によりますと、去年は主要貿易パートナー国との輸出入が全面的に成長を遂げた他、「一帯一路」沿線諸国との貿易協力も持続的成長を見せ、その成長速度は貿易総額の成長速度を3.6%上回るものだったということです。

また、貿易構造も最適化が進み、輸出では機械設備と電力設備が約六割を占め、自動車、スマートフォンの輸出もわずかに増加したほか、アパレル、玩具などの労働集約型製品の輸出も小幅の増加を見せました。輸入では、原油、天然ガス、銅などの大口商品は輸入量と価格が共に上昇を見せたものの、粉鉱石、大豆の輸入量はやや減少を見せたということです。

李報道官は、対外貿易の品質と効率が一層向上した原因として、これを商環境の改善によるものとした上で、「去年、一連の減税措置と費用低減、そして貿易港一帯の商環境の最適化に関する政策が実施され、貿易利便化のレベルが著しく向上した。また、一部の製品に関して輸出時の税還付率を2度にわたり向上したことで、輸出の成長を効果的に促進した他、薬品、自動車とその部品、日用品などの輸入関税を引き下げたことも、輸入の成長を促進している」と指摘しました。(玉華、む)