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中国、金融業の改革開放を断固として推進

2019年 1月 1日11:36 提供:中国国際放送局

改革開放から40年、中国の金融業は単一から多元化へ、閉鎖から開放へと歴史的な進展を遂げてきました。金融部門の代表がこのほど、中国の金融業はこれからも改革開放を断固として進めていき、銀行や保険業界、資本市場で様々な開放措置を講じていくと明らかにしました。

中国の銀行業は現在、資産総額が世界で最も多い260兆元であり、また保険業の2017年の保険料収入は世界第2位の3兆6600万元でした。さらに中国は債券市場が世界第3位とのことです。

これについて、中国銀行保険監督管理委員会の王兆星副主席は「金融業は、改革開放を通じてより複雑で試練に満ちた環境の変化に対応しながら、サプライサイドの構造改革に応え、あらゆる金融リスクに対応してリスクの予防や解消という堅塁攻略戦を勝ち取り、持続的な発展に新たな力を注いでいく」と述べました。

また、中国証券監督管理委員会の李超副主席は「市場化・法治化・国際化を堅持して資本市場の改革開放を進めていく」と強調し、対外開放については、外資系証券会社やファンド、先物業者の審査・許可プロセスを加速させ、国際競争力のある総合的な投資銀行の発足を急ぎ、先物特定品目の開放範囲を拡大していくなどの策を講じるとの考えを示しました。(Lin、森)