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中国、来年は金融分野のリスク防止に力

2018年 12月 24日17:16 提供:中国国際放送局

このほど開かれた中央経済活動会議で、来年はリスクの防止に力を入れ、構造性レバレッジの削減を続け、金融市場の異常な変動を防ぎ、実体経済における金融システムの力を引き上げるとの方針が示されました。

これについて、複数の政府幹部が「来年の経済活動の方向性を示している。今後は改革の深化と開放拡大を軸とし、銀行や保険業の長期的で安定した発展メカニズムを作り出し、民間企業と零細企業の融資問題を解決するとともに、開放拡大を実施していく」と述べました。

改革開放の40年間、銀行や保険業界は規模の拡大や実力アップ、構造の多元化、管理の緊密化を果たし、多層で差別化し、広範囲にわたる金融体制を作り上げました。

これについて、中国銀行保険監督管理委員会の梁涛副会長は、「このところ銀行や保険業界で、リスクを規範化する意識や実体経済への貢献性が高まっている。いずれも安定運営をしており、リスクはコントロールできる状態だ」と示しました。

また、中央財経委員会弁公室の韓文秀副主任は「穏健な通貨政策は適度であるべきだ。流動性を保ち、政策の伝達性を改善し、直接融資の割合を高め、特に民間企業と零細企業の融資問題を解決する必要がある。そして、金融システムの改革を進め、民間銀行とコミュニティバンク(小規模な地域金融機関)を発展させ、都市商業銀行、農村商業銀行、農村信用社は業務を整理する」と述べました。(殷、森)