国家統計局の毛盛勇報道官は14日、北京で、「中国経済は11月も安定を維持しており、6.5％前後という年間成長率の目標達成は問題ない」と明らかにしました。

11月の景気に関するデータによりますと、サービス業が安定的に成長し、投資の伸び率は3カ月連続で上昇し、雇用も予想を上回り、また企業の負債率やコストは前の年の同じ時期を下回りました。これについて毛報道官は、「世界経済の成長が減速する中、中国経済は成長、雇用、物価などが安定を維持している」と述べました。

1月から11月までの分野別の成長率を見ますと、工業がプラス6.3％で、前の10カ月より0.1ポイント低く、サービス業は前の年の同じ時期より7.7％増え、1月から10月までより0.1ポイント下落しました。また固定資産投資は5.9％増加、一般消費財の小売総額は9.1％増となっています。（殷、森）